8/18(日)、エスフォルタアリーナ八王子で行われた「IFSCクライミング世界選手権」を見てきました。
この日の種目は女子複合の予選。
「スピード」「ボルダリング」「リード」の3種目を順番に1日で行い、火曜日の決勝に進む選手が決まりました。
3種目の順位を掛け算してポイント化、そのポイントの低い選手8人が決勝に進みます。
3種目とも1位なら「1×1×1」、20位なら「20×20×20」でポイントになるので、結構分かりやすかったです。
それにしても、「スピード」と「リード」は命綱をつけているとはいえ、10mを超える高さまで脚力と腕力・握力を使って登っていくのは凄いことです。
自分なんかリードなんか途中で止まったり、「次どうしよう・・・」って考えてしまったら、高さを感じてまず登れないだろうなぁ・・・って思いながら見てました。
そんな自分ではできそうにないことをやってしまうアスリートの皆様に敬意を払いつつ、凄技の数々を堪能してきました。
この日の予選では、野口選手が2位、森選手が5位、伊藤選手が6位、野中選手が8位で決勝に進出。
結果として、野口選手がオリンピック内定をゲットされていましたが、安定した強さを感じました。
予選の中では皆様それぞれ凄かったです。
5位の森選手はリードで唯一の完登者だったし、野口選手と伊藤選手はボルダリング、野中選手はスピードが強いと感じました。
野口さんと一緒にオリンピックに行くのは誰なのかな?
まだまだ続く選考レースと、来年の本番は本当に楽しみです。
この世界選手権では、男子のボルダリング予選とこの日のコンバインドの予選を見ましたが、両方とも面白かったです。
自分は自然の山に登るので、あんな角度の崖や指が引っかかるのがやっとというような場所を登ることはほとんどありません。
だからこそ、大変さは分かるし、容易にマネできないなぁと感じながら見ていました。
それと、会場周辺でよく選手を見たし、八王子駅周辺でも選手・関係者を見る機会があったので、そういう所でも親しみを感じる大会・スポーツでした。