11/17（火）、後楽園ホールで行われた「#大家帝国主催興行」を見てきました。
この日は久々のマッスル。
高まる期待感。
自分はマッスルはサムライTVだけで会場で見たことがなかったので、TVの中に入って見ている不思議な感じでした。
亜門GMもパワーアップしていました。
試合については、セミファイナルまで「UNKNOWN vs UNKNOWN」。
進んでいくVTRを見てカードが分かる仕組みとなっていました。
VTRでこの日の試合が「旧マッスル対新マッスル」の対戦が分かると、1試合目はペドロ選手・趙雲選手対久保選手・7代目Mr.マジック。
出せる技が「丸め込み」限定という”デスマッチ”。
ただ、このルールでも十分試合が成立したし、見ていても緊迫感伝わってきて面白かった。
プロレス技だけでなく、言葉巧みに「丸め込む」という技も見ごたえありました。
2試合目は大石選手・勝俣選手対アントン選手・ディーノ選手。
パートナーとの絆を試す対戦。
手をつないでの試合、通常のタッグルールと進みましたが、最後は松井レフェリーが全部を持って行きました。
3試合目は手相撲全日本選手権の決勝。
山里選手対藤岡選手。
スクリーン越しにしか見せないって所が巧妙でした。
リング上ならもう少し盛り上がったかも。
セミファイナルはマッスル坂井選手対竹下選手。
普通にぶつかり合う良い試合でした、途中まで・・・
最後はここで来たかと思わせた”スローモーション”
しかし、それだけでは終わらないのがこの日。
試合後の坂井選手と竹下選手のやり取りも感動しました。
ここまででも十分すぎるマッスルでしたが、この日のメインはDDT対新日本の対抗戦。
煽りVTR無し、試合前は入場テーマに乗って選手が入場というシンプルなもの。
ただ、それがかえって普段の雰囲気とは違う独特の緊張感と高揚感をもたらしていました。
入場は大家選手から。
何だろう・・・大歓声に迎えられたからか、かっこいいし、頼もしく見えた。
続いてHARASHIMA選手。
HARASHIMAコールに大量の紙テープ、こちらもいつも以上に強く見えたんです。
続いて新日本の棚橋選手・小松選手の入場。
こちらには大ブーイング。
いろんな試合をいろいろな場所で見てるけど、ここまでのパワーみなぎるブーイングは聞いたことなかった。
そんな中でも棚橋選手はいつも通り・・・、あえてそう見せていて、その場の雰囲気を味わっていたように見えました。
試合が始まっても大DDTコール、大大家コール、大HARASHIMAコール。
新日本勢にもコールが飛ぶけど、ブーイングやコールを被せるといった状況が続き、リング上の試合だけでなく、会場も戦っていました。
そんな中でも、小松選手は良かった。
あんな雰囲気での試合経験なんかないでしょうけど、楽しんでいるのが伝わってきました。
棚橋選手もいつもより基本的な技を多めに出してたように見え、そういう基本技での”違い”を見せつけていたようでした。
大家選手は”気持ち”でぶつかっていきました。
棚橋選手に炎のスピアーが決まった時は感動しました。
HARASHIMA選手は、この日の姿勢を両国で見たかった。
あの日が不満じゃないんだけど、もっと凄みを出してほしかったとは思いました。
試合は最後まで大熱狂が続いて終了。
小松選手と棚橋選手がが引き上げていく中、あっさり終わるのかと思わせての”新（神）展開”
まさかの棚橋選手のパワポによるプレゼン。
スローモーションをセミで使ったので、秘策と言えば秘策かな。
この段階で、リング上はきょとんとしていましたが、ブーイングしていた場内は割れんばかりの大歓声。
入場ゲートの所では、この日試合がなかったDDTの選手もパワポを見てましたから、関心の高さがうかがえました。
20年前の10.9の興奮を超えられなかったことから「横一線」発言をしたことを告白し、謝罪。
プロレスを盛り上げるためにDDT総選挙に出て、ユニット主催興行をやるとプレゼン。
そして最後は場内全員で「あいしてまーす」の大合唱。
プレゼン後の棚橋選手はHARASHIMA選手、大家選手とエプロン上で接触して引き上げて行きました。
目の前で起こったいろんなことに整理が出来ないでザワザワしていましたが、そんな中、HARASHIMA選手の「鍛えているからだー」で終了。
終わった後「凄い場所にいたなぁ〜」という満足感と見終わった疲労感。
20日に棚橋選手が「（この日の後楽園は）今まで感じたことがない雰囲気だった」って言ってたので、見に来てた全員でその雰囲気を作り出せたことは良かったのかなと感じています。
