昨日深夜までフランスで行われていた「ツール・ド・フランス」。
今回は21歳のポカチャル選手が総合優勝「マイヨジョーヌ」を獲得。
山岳とヤングライダーも獲得するという快挙を達成しました。
全21ステージのうち、ほとんどのステージでユンボ・ヴィスマのログリッチ選手が上手いレース運びやチーム戦術などで有利に進め、19ステージまでマイヨジョーヌを着ていましたが、20ステージの個人タイムトライアルでポカチャル選手がとんでもないスピードで駆け抜け、大逆転。
子供の頃からツールの映像や結果は気にしてたし、JSPORTSさんが見えるようになってから寝不足と戦いながら毎日見てますけど、こんな最後の最後でマイヨジョーヌが決まる展開を見たことは無いような気がします。
タイムトライアルもログリッチ選手がどういうレースをするかなってところを気にしてたんですけど、それより前に出発したポカチャル選手のタイムが速いので、「凄く肉薄したら面白いなぁ」って思いで見始め、最後の坂前で「ひょっとしたらひょっとするかも」という所まで差が縮まり、坂で逆転・・・
ログリッチ選手だってタイムトライアルは全体で5位だったから、決して遅くはなかったはず。
でも、ポカチャル選手が速すぎでしたね。
ポカチャル選手がゴールした時には「すげぇーーー!」ってTVに向かって声を出してしまいましたし、ログリッチ選手がゴールに着いた時の何とも言えない雰囲気、ポカチャル選手を称える姿、黙って体育座りする姿には思わずグッとくるものがありました。
ポカチャル選手は安定して上位にいたし、ステージ優勝をしたこともあるから「来年楽しみだな」って思ってたら、まさかまさかの今年優勝。
おそらく一挙放送などで再放送があると思うので、改めて振り返ってあそこでこうだったから・・・などど考えながら見てみようと思います。
今年、さいたまクリテリウムがあったらポカチャル選手は来日してたと思うし、ログリッチ選手も来たかな・・・。
そう考えると、「コロナ禍め・・・」と思うし、残念な環境ですね。
前のネタでも書いたけど、このご時世でレースが最後まで行われるかも危ぶまれる中での開催でしたが、無事にゴールが出来て良かったです。
来年、オリンピックではスロベニア代表になって来日とかありえるのかな?
ログリッチ選手もスロベニアだから代表になったらメダル争いは激しくなりそうですね。(代表って何人何だろう?誰が代表なのかな??)
そうそう、最後まで見てて感じたこと、
今回屋外でしたが、観客が沿道に集まり、場所によっては密になる状況もありました。
そんな中で、関係者や選手のコロナ感染も最小限に抑えられ、21ステージの長丁場を運営できたこと、これって今後のスポーツの大会運営のヒントにもなっていくんじゃないですかね。
最後のパリにもあった無観客のエリアなどもそうだし、そこに至るまでのところではお客さんも集まっていました。
そこでどういう対策をしてたか、今のスポーツ運営プラスαで世界規模の大会をより安全に行っていくことはできるんじゃないかな。
という一筋の光が見えたような気がします。
これから先、いろいろなスポーツでビッグイベントが行われていくと思います。
中にはまだまだ無観客もあると思いますが、改めて「withコロナ」の向き合い方を考えるきっかけになるイベントだったような気がします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
記事をお読みいただきましたら、下にあるブログランキング「ライブ・コンサート」バナーをクリックしてもらえると嬉しいです。(有料サイト、有害サイトとかでは一切ないのでご安心ください。)