9/22（火）、新宿FACEで行われたDNAのDNA9を見てきました。
1試合目は岩崎孝樹選手vs鈴木大選手。
2試合目は宮武俊選手vsジョーイ・ライアン選手。
3試合目は勝俣瞬馬選手vs井上麻生選手。
4試合目は渡瀬瑞基選手vs大谷晋二郎選手。
セミファイナルは中津良太選手vs梅田公太選手。
メインイベントは樋口和貞選手vs中嶋勝彦選手。
どの試合も、１対１の真っ向勝負のぶつかり合いで面白かった。
ただ、特に印象に残ったのは、4試合目の渡瀬選手対大谷選手。
大谷選手はデビュー2試合目の渡瀬選手がぶつかるにはハードルが高すぎるベテランです。
カード発表時にその場にいましたが、その場は「無理無理、勝てる訳ない」っていう雰囲気で場内苦笑いだったし、渡瀬選手も「えっ？」って感じで戸惑っていました。
この日の試合も劣勢だったし、見ていて正直勝てる雰囲気はなかった。
ただ、心が最後まで折れていなかったし、ボコボコにやられても何度も何度も立ち上がって、ヘロヘロになりながら大谷選手にエルボーを打ち込んでいく姿は感動しました。
戦っていた大谷選手も何度も向かっていった渡瀬選手に「なんなんだよ、こいつ」って言いながら戦っていたので、その向かっていく姿勢は十分伝わっていたと感じました。
約15分、粘りに粘りましたが最後はギブアップ負け。
大谷選手からも健闘を称えられていましたし、場内からも温かい拍手が送られていました。
試合後はセコンドに着く予定だったと思いますが、メインの終了直前にフラフラ歩きながら赤コーナー下へ来た時には「無理しないで休んでなよ」って感じる位疲労困憊。
大会終了後はグッズ売り場でサイン会をしていましたが、サインを書くのがやっとという状態。
長くプロレスを見ていますけど、ここまで1試合に全力を出しきって戦った選手を今まで見たことがなかったと思います。
絶対凄いレスラーになれると思うので、これからも頑張っていってほしいです。
最後にこの大会全体を通して。
DNAブランドには初めて行きましたが、会場の雰囲気と各選手が装飾無しで対戦する試合展開は新鮮で楽しかったし、自分の好みに合うものでした。
またスケジュールを合わせて見に行きたいと思っています。
