8/30(土)、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ3リーグY.S.C.C.対SC相模原を見てきました。
結果は2−4でSC相模原の勝利。
相模原からすると、先制点を取られ、オウンゴールとはいえ追いついたものの勝ち越され・・・と、ここ3か月勝てないチーム状況がそのまま出ている試合展開となり、「また勝てないのかな」と思わせる時間帯もありました。
ただ、これまでの試合と違うのは、前半から攻めて行くことが出来ていました。
前線から攻撃陣も守備をし、チェックやパスカットがいつも以上にあったこと。
特に曽我部選手、佐野選手、三幸選手が前半から良く動いていました。
他の選手も、今日はいつも以上に積極的でした。
前半の最後の方はY.S.C.C.の選手の足も止まりかけていたので、もっと早く点が取れていても良かったかもしれません。
後半も追いかける展開でしたが、松本選手と菅野選手が途中交代で出てきてからは前半以上に攻めて行くことが出来ていました。
2人が出てきて久しぶりに攻撃的な雰囲気、点が取れそうな雰囲気が出ていました。
それまで以上にボールもつながるようになったし、前線にボールが収まるようにもなりました。
そしてウェズレイ選手、菅野選手、高原選手のゴールとつながっていきます。
前回の三ツ沢での対戦でもウェズレイ選手のヘッドで盛り上がりましたが、今日もそんな感じでした。
このゴールから「行ける、勝てる」って雰囲気が相模原のサポーター側からも出てきていました。
菅野選手のゴールで3-2と勝ち越した後、相模原ベンチは大騒ぎでした。
あの雰囲気、本当に久しぶりでした。
4点目、良い流れでボールが回って高原選手の元へ。
後は決めるだけって感じで久々のゴール。
やっと「もう大丈夫かな」と思えたシーン。
そして終了。
勝って終了の笛を聞くことが出来たのは、公式戦では6月の琉球戦以来ですからね。
勝って次のガイナーレ戦を迎えるのと、それ以外の結果で迎えるのでは意味も違ってきます。
今日勝ったことで、少しは気持ち良く迎えることが出来るのではないでしょうか。
前回のようなW杯のPV後の、なんとも言えない雰囲気ではなく、フレッシュな気分で迎え、良い結果を残してほしいです。
一方のY.S.C.C.についても。
この日は創設記念日マッチだったということで、OB選手のトークショーもありました。
前に見たパルセイロ戦で見せた粘りのような攻めを最初から見せて先制点を取りましたが、前半30分くらいで足が止まり始めていました。
これは選手間でもわかっていたようで注意しようという趣旨の声が出ていましたが、後半2-2になってからは動けなくなっていました。
記念試合に勝てなかったのは残念でしたが、次のグルージャ戦でも良い試合を期待したいと思います。