本日、後楽園ホールで行われた「レジェンド・ザ・プロレスリング」を見に行ってきました。
13年半ぶりくらいの藤波対長州の「名勝負数え唄」。
初代タイガーマスクとライガー、ウルティモ・ドラゴンのタッグでの対戦。
この２大カードに引き寄せられて、主催者発表2,054人の観衆が集まりました。
確かに混んでました。
甘く見てたので、当日券で良いやと思ってたんですけど、試合開始30分前にホールに着いたら立ち見券しか残ってなかったんですよ。
ということで、当日券を購入し、南側の最上段で立ち見観戦をしました。
金曜8時世代、猪木・藤波・タイガーマスクの頃は熱狂してました。
今日のホールは、そんな懐かしさの浸るような人が多かったように感じます。
他の団体よりちょっと年齢層高めだったかもしれません。
１試合目の菊タローが場内に「久しぶりに見に来た人？」って聞いた時にも、結構な割合の人が手を挙げてました。
試合結果は、
１試合目
○菊タロー対えべっさん×
２試合目
○A.大塚、長井対×タイガーシャーク、スーパータイガー
３試合目
○菊池、泉田、橋対×田島、福田、ヒロ斉藤
休憩
４試合目
○大森、石井対×本田、関本
セミファイナル
○U.ドラゴン、ライガー対×タイガーマスク、AKIRA
メイン
○藤波対長州
（リングアナの田中リングアナが「写真撮るな」と言ってたので、撮りませんでした。スポナビさんに詳細があります。）
感想
１試合目にこのカードを持ってきたのは、ちょっと違和感があったけど正解だと思う。
直前の煽りVTRで「ストロングスタイル復活を目指す」と言ってたので、やっぱり「おいおい」とも思いましたが、お正月のノリでお客さんも温かく見てましたし、盛り上がってました。
２試合目、格闘系のタッグの試合でしたが、途中から「あれ？」って空気になったのは事実です。A.大塚の投げが不安定だったので、両タイガーの受身が怖かったです。また、長井も試合中にちょっと負傷したのかな？ドクターの確認がありました。
３試合目、旧NOAH勢、特に菊池・・・出ないでほしかった。いろんな悪い意味で見てて危ないんですよね。会場内は菊池コールが多かったですけど、昔のイメージで久しぶりに見ただけに、見たくなかったです。
４試合目、石井対関本のシングルが見たかったです。大森も本田もいらなかった。試合できるコンディションだったのかな？関本と石井が試合を作ってるのが大変そうだった。特に関本がかわいそう。
セミファイナル、入場がすべて。５分ぐらいまではいい試合になりそうだったけど、ライガー対タイガーの絡みでタイガーが負傷してからグダグダ・・・。最後は無理やりU.ドラゴンが終わらせた感じ。ドラゴン、ライガー組はあれじゃ不完全燃焼でしょう。
メイン、試合中の会場は長州支持の方が多かったかな。昔からやっぱり攻守がハッキリしている両者なので、最初のラリアットから、今でも攻める長州の方がよく見えました。
最後は藤波が丸めこんで勝利。
あっさり終わっちゃったので、場内も「えーっ」という雰囲気。
最後は藤波がマイクで締めたんですけど、一部聞き取れないことも・・・。
でも、メインで昔の感じを思い出したのは良かったと思う。
やっぱり両者の入場から盛り上がってた。
期待感はあった。
全体としては、当然、今は昔と同じ動きは無理だし、３人の名前とメインのカードでお客さんが集まったのは事実だと思う。
これを次回以降、どういう流れを作って行くのか？気になるところ。
某ど真ん中のリングの長州対天龍みたいに、この名勝負数え唄を何試合も組んだら厳しいでしょう。
昔の良さを取り戻す可能性はあると思うけど、逆に「昔の動きが出来ないし・・・」という部分で敬遠されちゃう可能性もある訳だし。
試合を見た限り、申し訳ないけど、今日出た旧NOAH勢は今大会には出てほしくなかったかな。
王道プロレスはストロングスタイルじゃないっていうのもあるけど、それは１試合目も同じ。
でも、NOAH勢は場内の良い空気の流れを断ち切ってしまってたと思う。
６試合しか組めなかった、しかも数が厳しかった、だから呼んだというのなら、次には呼ばないでほしい。
リングで見えるお年玉的な興行だったと思うけど、このメンツで次回もやるというのなら厳しいかもしれない。
（ちょっとプロレス脳な文章ですみませんでした。）
