エクスペンダブルズを見てきました。
予告編が面白そうだったんですよ。
この映画に関しては、予備知識は「ランボーやコマンドーやダイハードやトランスポーターやブラック・ダイヤモンドてんこ盛り大会のアクション映画」程度。
確かにそんな感じ。
R-15だから、オープニング直後から暴力もド派手。
ただ、始まってすぐの出演者のテロップを見て、状況が一変。
以下、状況が一変した後の自分の主観的感想だけでお送りします。
テロップには
「STEVE AUSTIN」
の文字。
誰が出るのかって主要どころしか知らなかったので、「まさか」って思いました。
この名前で思い浮かんだのは、WWEの超スーパースターのテキサスのガラガラ蛇こと、「ストーンコールド・スティーブ・オースティン」。
自分は広島まで追っかけたし、大阪のサイン会にも参加したし、超超大好きなレスラーさんが頭をよぎりました。
でも、「こんな凄い人の中に出るのか?予告編出てたか?」って思ったんですけど、映画が始まってしばらくするしてランボーとトランスポーターがメキシコ湾にある島に着くと、正解発表が。
その島を牛耳るアメリカ人の護衛として、テキサスのガラガラ蛇が登場。
今回は「ヒール」です。
登場時に「ガシャン」ってガラスの割れる音もしなければ、ビールの一気飲みもありません。
ただ、相手が女性だろうと、まるで元奥さんのデブラさん相手のように容赦しない設定です。
この人が、ランボーと1対1で闘うシーンがあるんですけど、どっち応援していいやら・・・。
1対1の画面構成やアジトの地下がプロレス会場のバックステージチックな映像なので、WWEのプロレスをテレビ観戦してるみたい。
思わず、映画を見ながら「おい、ランボー。ストンコさん首が弱点だから。」なんて心でつぶやきながら「観戦」。
ストンコさん強かったです。
必殺技の「スタナー」こそ出さなかったのですが、プロレス技も随所に発揮。
でも、映画終了間際に、試合も終戦。
「あーあ」とちょっと残念な気持ちもありつつ、エンドロール。
別の見方でもう少しだけ。
ランボーさんなどの傭兵軍団も強かったんですけど、あれだけ凄い人が出てると、誰も目立たせないとだし、見せ場つくらないとなので、多少作りが雑だったと思います。
限りなくB級な感じでした。
エグイのが嫌で無ければ面白い映画です。