しゅうれいのフニャフニャ夜(Night)♪

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「武士の家計簿」

武士の家計簿」を見てきました。

ざっくりとあらすじはYahooさんのものからです。
「会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題があった。直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していく。」

続いて解説も
磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督が映画化した異色時代劇。代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描く。主演は、『南極料理人』の堺雅人、彼の献身的な妻役に『ごくせん』シリーズの仲間由紀恵。先行き不透明な現代にも通じる、幕末維新の激動の時代をたくましく生き抜いた主人公一家の姿が胸を打つ。」



節約することを悲観的に描かず、おそらくあったことを日記のまま描いていった作品でした。
アップダウンがあるわけでもなく、倹約した内容を淡々を説明した感じでした。
悪い作品でなないと思いますが、家の節約の話。

面白い視点の作品でした。


出てた出演者の腕にかかる部分が多かったので、その辺では主役・脇役は実力を出されてたと思います。


ただ、江戸時代の加賀藩で、藩主の近くにつくくらいの武士の倹約なのだから、完全な貧困話ではないです。
それなりのお金を貰って生活してたのでしょうから、そんなに倹約にならなくても、十分借金は返せたのではないでしょうか。

価値観の差と言ってしまえばそれまでですけど、節約して、庶民のやや上の生活をしてました。
直之の子供目線なので、「お父さんのしつけで、今の自分の地位があります」という紹介の作品に見えました。