1/8(土)、横浜アリーナで行われた新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ」を見てきました。
新日本プロレスの横浜アリーナでの観戦って・・・、93年9月23日だったかな・・・。
ムタ選手とホーガン選手がタッグ組んだカードがあったはず。それ以来でした。
この日は全カードが新日本プロレスとプロレスリングNoahとの対戦。
この大会はどんなスタンスで見ればいいのかなって思ったけど、Uインターと対戦したあの10.9のような空気でもないし、でも対抗戦だし。
最悪なのは、この試合をしたことで新日本やNoahのどちらかがUインターみたいにはなってしまうこと。
そんなことにはなってほしくないし、多分両団体も業界全体もそんなことは思ってないはず。
現に、オカダ選手もメイン後のマイクではプロレス界のことを考えた発言をしてたし。
そうは言っても、やっぱり交流戦はワクワクするので、一般販売開始直後にチケット購入。
発売初日にほぼ完売だったので、購入しておいてよかったです。
いざ、当日。
最初の試合で両団体の若手選手のシングルマッチがあったので、その試合も見たくて開場前に入場列に並びました。
16時開始の第0-1試合はヤングライオン藤田晃生選手とがノアの矢野安崇選手が対戦。
団体を背負わせるにはプレッシャーがあるかもしれないですけど、お互いに負けたくないって気迫は凄く伝わってきました。
正直、この試合を見たことで「この日は成功する」って思いました。
だってこの試合以降に出てくる選手、これ超えるような試合しないといけないんですよ。
そうしたら必然的に頑張るでしょ?
第0試合扱いなのでダークマッチと言いつつも第1試合って言って良いと思いますが、「第1試合は大事」って言う言葉を両選手が守ったような気がします。
第0-2試合はベテラン勢同士の6人タッグ。
ノアの3人はこのキャラになって初めて。(ヨネ選手は普段通り?)
安定感はありましたね。
第1試合は10人タッグ。
Noahの5人はNoahのTシャツで入場、こういう「対抗戦」的な演出良いですね。
闘いの中では稲村選手と石井選手はリング外でもバチバチしてたから、シングルで見たいですね。
後、普通に原田選手と田口選手もシングル見たいなぁ。
第2試合はSHO選手と小峠選手のシングルマッチ。
SHO選手がこういうキャラの時でないタイミングで見たかったかな。
まぁ、こういう結果になるのもしょうがないかなという内容でした。
せっかくのシングルマッチなのに、もったいなかった。
第3試合はジュニアのタッグ。
ついつい「元々どこの団体の選手だったっけ?」って思いながら見てしまうようなメンバー構成。
後、HAYATA選手のヘデックって見せるのが難しい技なんだろうなって思いました。
第4試合もジュニアのタッグ戦。
YO-HEY選手とデスペラード選手はシングルで見たい。
普段は良いんだけど、論外選手が目立った方で印象に残ったかな。
第5試合は鈴木軍と杉浦軍。
KENTA選手の代役Xは矢野選手。
入場テーマが流れた時は「あー、ここかぁ」って何とも言えない複雑な感じ。
直近のKOPWでの鈴木選手との絡み、崇高なタッグも獲ったことあるから頷けるけど、もっと違う選手を期待してたからなぁ・・・。
試合の中では鈴木選手と杉浦選手の元鈴木軍対決に注目。
鈴木軍のノア侵攻末期に杉浦選手も加入していたので、そこの絡みが見たかったです。
鈴木選手の顔を見ても分かるように、良いですね。こういう闘い。
第6試合はEVIL選手、東郷選手組対潮﨑選手、北宮選手組。
高橋裕二郎選手とSHO選手が乱入してきましたが、NOAHチームが剛腕ラリアットで勝利。
潮﨑選手、北宮選手は別の選手との闘いも見たいです。
乱入無しでEVIL選手と北宮選手とか面白そうだなぁ。ロスインゴにいた当時くらいの乱入しない状態で。
第7試合はZSJ選手・金丸選手組対丸藤選手・小川選手の凄くNoahな試合でした。
ZSJ選手と小川選手、金丸選手と丸藤選手ともに久しぶり。
対抗戦というポジションにもありつつも、間違いない闘いが確約されたような試合でした。
もう一度、次が見たい試合です。
ダブルメインの1試合目はL.I.J対金剛。
入場だけでも絵になるし、鷹木選手と中嶋選手、SANADA選手対征矢選手など10人タッグならではの刺激的な組み合わせの連続であっという間に終わったって感じた試合でした。
5対5だったから、タッグを分割してもNEXTがありそう・・・。
ダブルメインの2試合目、最終試合はオカダ選手・棚橋選手組対武藤選手・清宮選手組。
どうしても武藤選手と王者コンビに目が行きがち(実際見てしまった)だけど、清宮選手も頑張ったと思います。
だって5年くらい前の同日、清宮選手は緑パンツ時代に石和温泉で若手として見られて、先輩方とタッグでボコボコにされてたんですよ。
5年経って横浜アリーナのメイン。
他の3選手に比べたら経験値は少ないですよ。そんなのしょうがないでしょ。
頑張ったじゃダメって言われるかもしれないけど、伸びしろがあるし、今度「やり返せ」ば良いんですよ。プロレスは点が線になって、将来「あの時はこうだったけど」が語れるスポーツ。この試合は絶対にマット界の中心に行かなくちゃいけない選手への「試練」だったと思います。
メイン後は棚橋選手とオカダ選手のWマイクで締め。
その後4コーナーでベルト姿でポージング。
ということで、ざっくりした各試合の感想でした。
新日本対Noah、一過性では終わってほしくないけど、乱発もやめてほしいなぁ。
この日だけってのは寂しい、次回あった際にはもっと違うものが見たい。
そうは思うけど、今後のストーリーにお互いの団体対抗をメインに持って行くことだけはやめてほしい。(これはそんなに心配する必要は無さそうだけど)
そう思えるお年玉のような大会でした。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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