6/6(日)、さいたまスーパーアリーナで行われた「CyberFight Festival 2021」を見てきました。
まずはトリプルメインの3試合目、GHCヘビー級選手権試合、王者武藤敬司選手対挑戦者丸藤正道選手から。
GHCヘビーのタイトルマッチ見るのいつ以来かな・・・というくらい久々。
武藤選手のベルト姿となると記憶の遠い彼方・・・。
懐かしさというよりほぼ初めてのような感じでしたが、そのカードが武藤選手と丸藤選手という新鮮に感じるカード。
試合内容はじっくりと見せる展開が続きます。
試合中盤から武藤選手はドラゴンスクリュー→足四の字を繰り出し、丸藤選手にダメージを与えて行きます。
この流れが始まると、10.9の対高田選手戦でフィニッシュに向かう『究極コンボ』を思い出し、武藤選手の流れになっていることを感じました。
ただ、その後も攻勢を仕掛けますが丸藤選手は耐えまくっているので、本当の「奥の手」を出さざるを得ない状況に追い込まれていったんだと思います。
約3年ぶりにラウンディング・ボディプレス(ムーンサルト)を解禁。
直前のシュミット式バックブリーカーからスマホの動画を撮影し、その画像なのでボヤっとしてます・・・。
まさかこの技を生でまた見ることが出来るなんて思ってもいなかったので、この瞬間から約1分くらい、鳥肌が立ってました。
結局必殺技を出しても膝の影響なのかフォールに行くのが遅れ、丸藤選手の反撃にあい、武藤選手は王座から陥落。
丸藤選手が久しぶりの戴冠となりました。
現在のNoahの象徴丸藤選手と、輝かしい経験をしてきてNoahのチャンピオンになった武藤選手の対戦。
今は同じ団体にいても、ここにたどり着くまでの流れを見ていたら、他団体から来た外敵ともとれるチャンピオンとNoahを守ってきたエース。
試合開始の直前まで「丸藤選手の王座戴冠待望」だったのですが、武藤選手の入場を見て「武藤選手防衛」に心が揺らぎ、ドラスク・足四の字コンボで「丸藤選手ガンバレ」に心が揺らぎ、ムーンサルトからは「武藤選手耐えろ」とグラングラン心が揺れ動いた試合でした。
こんな流れだから「あぁ負けたぁ」という気持ちと「丸藤選手やったぁ」という気持ちが交差する不思議な試合後の心境でした。
以前のイメージしてたような華やかさは少し減っていましたが、今の武藤選手、今の丸藤選手だからこそ見えたような試合だったと思います。
そんな中で、ラウンディング・ボディプレスが見えて良かったというのが全体の感想かな。結局そこに行きついちゃうんですけど。
長くなりそうなので次回に続く。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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