お題「#おうち時間」
最近はこのご時世でなかなか外に出られる機会がないのですね。
そこで前回同様、TV番組「ANOTHER SKY」の「アメリカ応援スペシャル」に影響を受けたこともあり、アメリカへ行った時のことを記事にしようと思います。
今回は、2000年夏のお話。
この時は今も愛読してる週刊プロレスさんに掲載されていた「ボディースラム・サーキット」というアメリカ大陸でプロレス見てくるツアーがあったので、そちらに参加してきました。
この時の当初の行程は、カナダのカルガリー、アメリカのニューヨーク、ローリー、グリーンズボロ、ツーソンというなかなかな距離を移動する内容でした。
ただ、カルガリーからNYに行く途中、シカゴでの乗り継ぎで航空機のトラブルがあってNY行きがなくなり、シカゴ経由でノース・カロライナ行きになる変則日程に変更という事態になったのも思い出。(「良かった、NYに行っておいて・・・」と後で思いました)
そうそう、ちょっとしたウルトラクイズ状態の行程なので、NY行きが流れた時には決勝戦のNYに行く前に負けた敗者のような心境でした。
このツアーはプロレスを見ることが目的なので各地でプロレス観戦。
カルガリーでは、スチュ・ハートさんのご自宅見学と「スタンピード・レスリング」観戦(とアフターパーティー)
幻のNYではECW(←ECWは見たかった・・・)
ローリーではサマースラムの観戦
グリーンズボロではRAWの観戦
ツーソンではWCWのサンダーを観戦
という内容でプロレス漬けでした。
スタンピード・レスリングでは、ヒール系の軍団に試合中絡まれ、アフターでその選手たちと仲良くなって「楽しかった?」なんて聞かれて、軍団の中心で道具で突かれながら写真を撮ったことはいい思い出。
サマースラムとRAWは、試合内容はもちろん、普段TVでは分からない生放送で働いているスタッフの動きの良さも感心しながら見てました。
WCWはお客さんとリングに距離を感じたかな。
これは日本にいてTVで見てても思ったけど、WCWはリングの上で勝手に話が進み、お客さんは見てるけど、現WWEに比べてもそれほど盛り上がってなかった印象でした。
もうなくなった団体だから言えるけど、末期に近づいていたので「つまらなかった」んですよね。
自分も、TV収録だっていうのに、カメラの映る位置に座っていにも関わらず、持ってた週プロのグラビアページを開いて、試合中にカメラにアピールしてました。
日本帰ってきてその時の放送を見たけど、あまり試合内容は覚えてなかったんですよね。
(また、お隣に座ってた女の子も、自分の行動に興味を示したのか、「雑誌を貸して」って話になって同じようなことをしてました)
WCW観戦で良かった点といえば、その当時帯同してた武藤選手が試合前にトークショーを緊急開催していただき、トークも面白かったんですけど、武藤選手が武藤選手本人とムタ選手の”代筆”でWサインがもらえたことだけは良い思い出です。
このツアーは、昼間は移動と買い物がメインだったので、ショッピングモールめぐりも面白かったですね。
今は日本にも同じようなモールは増えてきてますけど、2000年だとまだまだ少なかったので、モールをウロウロするのも新鮮で良かったです。
どうしてもプロレス系のグッズに目が行きそれらを買うことが多かったのですが、普段着る洋服も買ってきました。
買い物でくくると、買ったものが成田で引っかかったようで、入国時に別室でスーツケースを全部あけて中身をチェックされたのも思い出かな。
どうやら持ってたスナック菓子が原因だったようだけど、何かあったらこんなお気楽な気分でこの記事に書けてないですからね。
ただ、それ以来、その時使ったスーツケースは海外に持って行かなくなったし、荷物は機内に持ち込めるスポーツバック程度で抑えるようになってます。
今でこそWWEは日本にも来ることが増え、生で見る頻度が高くなった団体ですが、まだまだあの頃はアメリカのプロレスは”TVの中の世界”だったんですよね。
だからWCWもそうだったけど、会場で見てても「あー、TVの中にいるんだ・・・」というふわっとした心境になっていました。
このツアーは行く数年前から知ってたので「いずれ行けたら」と思っていましたが、実際に参加すると周りの皆さんもプロレス好きな方ばかりだったので、いろんな話が出来て良かったです。
またこんないろいろな所に行ける旅行をしてみたいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 記事をお読みいただきましたら、下にあるブログランキング「ライブ・コンサート」バナーをクリックしてもらえると嬉しいです。(有料サイト、有害サイトとかでは一切ないのでご安心ください。)