先日、映画版「キャッツ」を見てきました。
あらすじはシネマトゥデイ様より
「空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される特別な舞踏会が催される夜だった。」
自分は舞台版の「Cats」をNYの「Winter Garden Theatre」で見ているので、そのその部分も含めての感想です。
まず、出ているのは猫なの?人間なの??
人間だとしたら、舞台のようにメイク・動作で良いような気がしました。
で、猫だとしたら、毛並み以外もCGで良くない??
見始めて立って歌うシーンは出ているネコ人間で良いとは思ったのですが、シーン転換などで動くシーンは四つん這いで猫っぽい・・・。
→そこが気持ち悪いんですよね。
それと、途中に出てきたネズミ人間とゴキ人間・・・。
このシーンは気味悪かった・・・。
特にゴキ人間が大量に動き回って歌うシーンは、さすがに目を背けました。
後、ゴミ捨て場のシーンも微妙だったなぁ・・・
朝一で見たからかもしれないですけど、気持ちいいものではなかった。
作り物だったから故、もう少しデフォルメしても良いのではないのかな?
このシーンだけ耐えれば(と言っても前半結構長め)、後は名曲の歌のシーンがほとんど。
このシーンくらいまで見ていれば、ネコ人間の動きは何となく慣れてくるはず。
話の流れは舞台版とさほど差がないので、映画版でも楽しめるのではないでしょうか。
違和感があったところとしては、長老猫(デュトロノミー)がメス猫だったこと。
見ると決めてからあまりいい評判がネット上に流れていないので、それほど情報を入れずに見に行ったのですが、デュトロノミーを見た瞬間、「あれっ?」って思ったんです。
確か舞台版はオス猫だったような記憶が・・・。(20年位前の話ですけど)
後、舞台中央で全く動かないから作り物だと思ってたら、動いた時の「うぉ、動いた、人間だったんだ」という衝撃が味わえないのも残念と言えば残念。(※個人的な感想)
それと、細かいことだと、いろんなシーンでネコと街の大きさのバランスが均一に感じなかったんですよね。気のせいなのかな?
それくらいかな。
後は見ているうちに「次はこのシーンだ」とか「この後、この曲が来る」というのは、だんだん思い出されてきました。
それに、一流のダンサーさんがネコを演じているので、ダンスシーンはきれいです。
今回、字幕版で見ていましたが、これは字幕版だけで良いかな。
歌がメインなので、吹き替え版キャストの方も素晴らしいのではと思うのですが、歌は演者さんのものを堪能できたと思っています。
最後に結論・・・
CMで見た時に「うわぁ、久しぶりにキャッツが見たい」という期待感はありましたが、それを超えるものまでは得られなかったかな。
あっ、そうそう、最後のシーンを見ていて思ったことですが、自分は「犬派」です。
そんなにネコの気持ちは分からなくても大丈夫です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
記事をお読みいただきましたら、下にあるブログランキング「ライブ・コンサート」バナーをクリックしてもらえると嬉しいです。(有料サイト、有害サイトとかでは一切ないのでご安心ください。)