10/5(土)、東京スタジアムで行われた「ラグビーワールドカップ2019」のCグループ「イングランド対アルゼンチン」を見てきました。
初めて見に行くラグビーの国際試合。
お作法もあまり分からないので、「早めの来場をお勧めします」とアナウンスされていたので、開場1時間前にスタジアムに到着。
メインゲート付近には人がまばらだったので、一旦その場を離れ、スタジアム前のグッズショップで日本代表のセカンドジャージ等欲しかったグッズを買って、少し離れた南側のゲートに移動しました。
そちらにはすでに熱心なファンが集まり始めていました。
ボランティアの皆さんが写真撮影用のグッズを持っていたので、自分も記念に1枚。
そうこうしつつ、14時過ぎにゲートが開場。
入場時の荷物チェック、厳しかったけど、国際試合だとあれくらいで十分かな。
ボランティアの方とハイタッチしたり、グッズのはりせん(扇子?)をもらったり、食べ物・飲み物を準備して入場。
で、開場直後にスタンドに入ったら・・・さすがに早すぎました。
ただ、試合開始前にはびっしり満員のスタンド。
イングランドファン、アルゼンチンファンが大多数を占め、今まで感じたことのない異様な雰囲気がスタジアムを支配。
試合前から両国のファンが歌を歌ってたし、母国へのコールを送っていました。
17時前に両チームの選手が入場、場内のテンションはMAX状態。
試合前の国歌を歌う場面でも席に両チームの区分けがないため、最初はあちらこちらからアルゼンチン国歌、続けてイングランドの国歌の大合唱。
その筆舌しがたい空気感に思わず、お隣の日本人のラグビーファンの方と「凄いですね」と言葉を交わしてしまいました。
試合が始まってもすぐにイングランドファンの「スイートロウスイートチャリオット」の大合唱。
日本国内であの空間を味わえただけでも、行った価値があったと感じます。
そんな空間の中、試合はイングランドが勝利。
たぶん普通にやってもイングランドが強かったとは思いますが、前半にアルゼンチンがレッドカードで1人退場。
15人対15人ならもう少し競った試合だったかな・・・と思えるのですが、1人減るとアルゼンチンも厳しかったようです。
イングランドは走ってよし、ボールを回してもよし、組んでよし、スクラムもモールもアルゼンチンを上回っていたように感じます。
個人的にはイングランドが今大会の優勝候補と思っているので、その強さを少しだけ(?)でも目にすることが出来て良かったです。
ノーサイド後、場内ではいろいろな報道でもあったように、他の試合と同様にアルゼンチン・イングランドそれぞれのファン、それと第3者的な皆さんも混ざってハイタッチや握手がそこかしこで行われていました。
自分もハーフタイムで声を掛けられた右隣の席のイングランドを応援してたイングランド、ニュージーランド、スコットランドの方々と握手・ハイタッチ。
どちらかに加担して応援してても良かったかも知れませんが、日本のジャージを着てたから声をかけてこられたようにも感じるので、この服装で間違いなかったようです。
ゴツゴツと個々のぶつかり合いもありつつ、戦術を組み立て1トライを全員で取りに行く、1トライ取られないように全員で守る、80分全力で戦い合って、終わったらお互いを称え合う。
ワールドカップ開幕後からTVを中心に約8割くらいの試合を見ていますが、インタビューなどを見ててやっと「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」って言ってる意味が少しは分かったような気がします。
場内の雰囲気も含め、ラグビーって良いですね。
試合後は調布駅で行われている日本戦のPV会場へ。
入場規制がされていましたが、ビルの壁に映し出されている映像を見ながら応援していました。
いくらワールドカップとはいえ、PVでお客さん集まるのかな?って開幕前には思ってたんですけど、想像以上の盛り上がりを実感してきました。
「いやぁー、今まで見たどんなスポーツの国際試合よりも面白い国際試合だったかも」
そう感じた充実の一日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。